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中目黒で注目のネパールレストラン「ADI」、ティーハウスやライフスタイルブランドの展開まで、愛され続ける理由とは。
新しいアイデアを持った若いシェフやパティシエ、バリスタが続々とモダンでお洒落な店舗を構える中目黒。そんな新しいグルメとの出会いを求めて多くの人が集まる中目黒に、オープン以来確実にファンを獲得し続けているネパールレストラン「ADI」がある。
この「ADI」、もともとは麻布十番で人気のネパールカレーのお店「adhicurry」が中目黒へ移転オープンしたもの。カレー好きな方ならその名前に聞き覚えがあるのではないだろうか。
土地の素材を活かす、ネパール料理の伝統
ネパール出身のオーナーシェフ、アディカリ カンチャンさんによって手掛けられるお料理は、伝統的なネパール料理の中に日本の旬の食材が取り入れられたモダンなテイスト。その中にはヒマラヤを有する美しくも厳しい自然の中にあるネパールの伝統「土地の素材を活かす」という理念が活かされている。ネパールの伝統の中には、まだ世界にも知られていない食材や調理方法が多く存在しているのだそう。
お昼は日本でいうところの定食にあたる「DAL BHAT(ダルバート)」というランチプレートを頂ける。ダルバートは、DAL(豆)とBHAT(米)を使ったスープにスパイスの効いたおかずやカレー、お漬物が付いたネパールの家庭でも日常的に親しまれているものだそう。基本の構成は変わらず、季節その時々の旬の食材を取り入れたダルバートを毎日頂ける。
夜はシェフのおまかせコース(¥8,800 税別~)の提供となり、事前の予約が必要となる。ネパールの伝統に日本の旬を取り入れた、アディカリシェフならではのモダンなネパール料理を体験することが出来る。ネパール料理の伝統の中には、厳しい自然の中で生き抜く術として培われてきた、滋養を高める方法や体の内側から健康になる為の知恵が盛り込まれている。美味しいお料理を頂きながら健康になってゆく感覚を得られる、これもネパール料理ならではの魅力ではないだろうか。
ネパールの文化に親しむ、交流の場へ
「ADI」でネパール料理の魅力へ触れた後は、通りを挟んだ向かい側に店を構えるティーハウス「CHIYA-BA(チャバ)」へ。ここではネパール・ヒマラヤ地方のスペシャリティ・ティーやチャイを頂ける。これまでもADIの店頭やチャイスタンドでの販売が行なわれていたが、晴れて2022年3月にティーハウスという形での実店舗がオープン。ネパール文化の発信と人々の憩いの場として、癒しの空間を提供している。
「CHIYA-BA」は、アディカリシェフがネパール東部にある小さな茶農家が営む農園を訪れた際に、その品質に感銘を受けてスタートしたお茶ブランド。白茶やマサラチャイを中心に、ネパールのスペシャリティ・ティーを頂くことが出来る。
「ADI」や「CHIYA-BA」での体験を一段と特別なものにしているのは、そこで使用されている食器やインテリアから伝わる職人のぬくもりだろう。それらは国内外の職人と「ADI」が作り上げたオリジナルのアイテム。ネパールの文化を反映したライフスタイルブランド「jiunu by ADI」として販売もされているこれらのアイテムは、「土地の素材を活かす」というネパールの理念が体現されている。
気さくなスタッフが出迎えてくれるお洒落な店舗。まずは美味しいモダンネパール料理を楽しむことを入り口に、体と心を豊かにしてくれるネパールの伝統と日本文化の融合を中目黒の地で体感してみてはどうだろうか。
店舗名:ADI(アディ)
住所:東京都目黒区上目黒2-46-7
電話番号:050-3184-4491
HP:https://www.adi-tokyo.com/
予約:https://www.tablecheck.com/shops/adi-tokyo/reserve
店舗名:CHIYA-BA(チャバ)
住所:東京都目黒区上目黒2-45-1 J2中目黒高架下85
電話番号:03-6388-5249
jiunu公式オンラインストア:https://www.jiunu.co/